みつばち交配
Bees Mating

大切なパートナー

イチゴがきれいな大きな実をつけるためには大切な作業があります。それは花が咲いたら行う受粉作業です。
確実に受粉ができていないと実ができなかったりいびつな形のイチゴができたりします。
基本植物の受粉は虫や鳥、風などによって自然受粉をしています。
しかしハウスのなかで栽培しているイチゴには、その自然による受粉交配はほぼ不可能です。
そこで一花一花ごとに手作業で筆などを使って受粉作業をしていましたが、本当に骨の折れる作業です。
その受粉作業を人の代わりにより自然に近い形で行ってくれるのがミツバチです。
ハウスの中に花から花へみつを吸うためにとびまわることで受粉交配を行ってくれています。ハチっていえば、人を刺す怖い虫っていうイメージがあるのですが、イチゴ農家にとってはとっても大切なパートナーです。
刺激しない限り人には刺さないので大丈夫です。
 

みつばちがピンチ

ニュースでも多く取り上げられているのがミツバチ不足が問題になっています。
オーストリアからの女王蜂の輸入が途絶していることに加え、ダニや病気の猛威、農薬被害、どうやら様々な理由が重なってしまったようでミツバチが激減しているのが実情です。

ミツバチがいなくなると本当に大きな影響が出ます。

ミツバチ交配で育てている、イチゴ・さくらんぼ・もも・メロン・リンゴ・なし・スイカ・マンゴーなどは作物が育たなくなりますので値段が高騰してしまいうということです。

ミツバチの減少は生産者だけでなく、消費者にも影響がでてしまいます。
 

養蜂にも取り組んでいます

深作農園では頑張って働いてもらうミツバチを自分たちの手で育てようと養蜂もスタートしています。
花粉交配の時期だけでなく、それ以外の花がない季節には餌をあげたり、巣箱も病気やダニが発生しないよう清潔にしたり、寒さ暑さから守ってあげたりと結構手間がかかります。
しかしこのミツバチがいないと深作農園はピンチになってしまいますので、愛情をこめてミツバチを育てています。
 

みつばちの為にも

虫がでたからといって殺虫剤の使用はしておりませんので、安心してイチゴを食べてください。
殺虫剤を使用すると大切なパートナーのミツバチも殺してしまうことになります。

ハウス内を元気にミツバチがとんでいる姿をみて
「あっ、安心安全のイチゴだな」って再確認してください。
 
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